平均年収ってなんとなく気になりますよね。
おそらく、
「自分って世の中の平均と比べてどの辺?」
ってのが気になるんだと思います。
平均身長、平均体重、平均点、平均年収、平均寿命…
「平均○○」って言葉は死ぬほどありますが、やっぱり平均が気になる人が多いってことなんでしょうかね?
まぁそれはさておき、平均賃金は厚労省が調査して出しているし、いろんな転職サイトで性別・年代別の平均年収などを掲載しているようなので、見やすそうなものを紹介していきます。
ちなみに女性の年収調べたら男性の年収も調べたくなるので、まずはそこも一緒に見ていきます。
そして女性の収入の上げ方については難しいけど、後半でなんか書きます。笑
平均年収(年代別)
20代の平均年収
30代の平均年収
40代の平均年収
50代以上の平均年収
感想
あなたの年収は平均と比べてどうでしたか?
このデータを見てどう思いましたか?
自分は50代以上の年収分布で、1000万円以上が15%もいることに驚きました。
まぁけど、下記の補足にあるように、母集団がホワイトカラー系職種のみなので、実際の平均年収よりは全体的に高めに出ているかもしれません。
そしてこのデータを見る限りだと、女性の平均年収って、30代くらいから大きくは伸びないんですね。
でも平均年収って、あくまで目安ですからね。
節税をするために、収入を低く見せてる人はたくさんいますし。
けど実際よりも年収高く申告してる人は、ほぼいないと思います。
※補足
引用元:転職サービスdoda
【対象者】2017年9月~2018年8月末までの間に、dodaエージェントサービスにご登録いただいた20~65歳のホワイトカラー系職種の男女
【雇用形態】正社員
【有効回答数】約36万件
※平均年収:手取りではなく支給額
※順位算出:平均年収(万円)の小数点単位で順位づけ
※生涯賃金の算出方法: 20代(22歳~)、30代、40代、50代以上(~65歳)における平均年収を年数分掛けて、合計した金額(退職金は含まない)
女性の収入の上げるには?の前に
まず、、、
前提条件がわからなすぎて回答が難しいですね。笑
今の収入がいくらなのか
どのくらい上げたいのか
今何歳なのか
一般的な総合職なのか、有資格の専門職なのか
貯金どのくらいあるのか
とかとか。
こっから先は調べたとかじゃなくて、完全に自分個人の考えになりますので、ご了承くださいませ。
とりあえず、、、ペルソナ!
とは言っても細かいことばっか言っても仕方ないので、
とりあえずペルソナとして、
以下のような設定で考えてみましょう。
名前:Aさん
性別:女性
年齢:28歳
交際ステータス:独身、彼氏3年いない
学歴:4大卒(MARCH文系)
保有資格:普通自動車運転免許(ペーパー)、TOEIC 800点(今はもう無理)
年収:450万円(ボーナス等込額面)
金融資産:200万円(現金預金のみ)
勤務先:日系上場企業(渋谷)
職種:営業
役職:部下3名のチームリーダー
残業:30時間 / 月(見込残業丁度くらい)
勤続年数:6年
出身:神奈川県
現住所:三軒茶屋(駅徒歩10分1k)
家賃:8.5万円(管理費込み)
備考:
社会人になって生活水準が上がり、楽しいこと沢山で、仕事と遊びを必死にやってたらいつの間にかこんな年齢になってた。大学の友人が半分くらい結婚してて、結婚しそうな人もちらほら。最近になって少し焦り始めた。だけど結婚しない可能性もなくはないし、ある程度自分で稼げるようにもしておきたい。
できれば今より年収上げたい。とりあえず家賃10万くらいの家に住めるくらいまで。年収増えても激務過ぎてプライベートないのは嫌だ。平均よりは稼げてるし、結婚しても子供できるまでは共働きして、海外旅行とかたくさんしたい。けど相手が年収3000万円とかだったら、働かなくても良いかも。
こんなやついるのかわかんないけどw
とりあえず設定してみることは大事ですよねきっと。
なんとなーくどんな人かイメージしやすくなるし。
どのくらい収入増やすか?
今の年収が450万ということは手取りはだいたい360万円、12で割ると手取りで月30万円。
ボーナスも考慮して14で割ると手取りは月26万円。
一般的に言われている、「家賃は手取りの1/3まで」ルールで行くと、現状ギリギリ。
家賃10万円のところに住むには手取り30万円。
14かけると420万円。
これは額面で年収550万円相当です。
家賃1.5万上げるのに年収100万円上げなきゃいけないって、なかなかハードですね。
まぁ勿論他を節約すればいいのですが、生活水準を変えない場合の話です。
収入を上げる選択肢
じゃあ年収を100万円上げるためにできることって、どんなことが考えられるでしょうか。
①今の仕事で給与上げる
②転職して給与上げる
③副業・投資などプラスαで稼ぐ
くらいが現実的な選択肢でしょうか。
「起業して一発当てる」、「豪運で宝くじを当てる」みたいのは今回は却下。
①今の仕事で給与上げる
「残業時間増やして稼ぐ」か、「出世して基本給(時給)を上げる」かになるでしょう。
残業含め月間190時間、年間2,280時間働くとすると、年収が450万円なので時給2,000円弱。
前者の残業で攻めるパターンだと、残業時時給が1.25倍とすると時給2,500円弱。これで年間100万円稼ぐには400時間以上の残業。月34時間プラスで残業が必要になります。現状30時間なので毎月64時間残業すれば年収550万円になります。
ただ、上場企業で管理職でもなく、この残業量は不可能に近いですし、本人の目指す働き方ではないので却下。
出世するパターン(労働時間変えずに時給を上げる)だと、時給2,400円強まで上がれば年収550万円に達します。ただ、時給が20%ほど増加する計算なので、額面で月額7万円以上給与アップすることになります。
大企業で役職が上がればあり得る幅ですが、勿論簡単に成せることでは無いし、そもそも給与テーブル的に1段階の昇格では不可能な場合もあります。
却下はしないにしろ、時間かかるし相当厳しいパターン。
日本ではまだ、実力一緒でも女性の方が出世しにくい現状もありますよね。
営業職なので成果を出してインセンティブを沢山もらうというのも、時給を上げるパターンに入ります。出世よりも時間が短くすみますが、インセンティブを安定してもらい続けるのは至難の業ですし、これを頼りに家賃上げるのは現実的では無いので却下。
②転職して給与上げる
①よりはこちらの方が現実的では無いかと思う。
自分が転職を経験した際エージェントから言われたのは、「転職時の年収は、1/4がダウン、1/2がほぼステイ、1/4がアップ」さらにアップの中で「1/4が100万円以上アップ」ということでした。(たしか)
転職成功者のうち1/16、つまり6〜7%は100万以上年収がアップする計算になります。たしか中学の成績5段階評価で5がつく生徒が7%くらいだった気がします。会社で上位7%の成績でも年収100万UPはほぼ無いだろうし、Aさんは元々ハイスペック人材の分類だと思うので、転職市場で上位7%を狙う方が可能性は高いと思います。
当たり前ですが、どんな人でも7%チャンスがあるのではなく、300万円から400万円にするのと、1,000万円から1,100万円にするのでは、前者の方がハードルが高いです。
それから転職する際に「初転職」、「20代後半」などの条件は年収アップに繋がりやすいようです。どこに転職するかにもよりますが、個人的には上場企業(ある程度しっかりしたところ)で新卒入社してる点もプラスに作用しやすいと思います。
逆に新卒1年目の22歳とか、特別な成果や経験なしで転職6回目ですとか、そういう方は上がりにくいようです。
自分は複数回転職経験がありますが、運が良かったのもあり、転職時年収が200万ほど上がったこともあります。なので経験上、現実的で無いということはありません。
ただ、ペルソナでは触れていませんが、転職先で求められる希少性の高い経験やスキルを持っていた方が、当然年収交渉は上手くいきます。
自分の経験をいかに凄そうに見せるかのスキルも役に立ちますが、実際に仕事をすれば見抜かれるし、周りから冷たい目で見られるので盛りすぎはオススメしません。
③副業・投資などプラスαで稼ぐ
副業自由化の流れが日本でもきてるし、自身の市場価値を上げるためにも副業は良い選択肢だと思います。
本業と全く関係ないものであれば、できることの幅が広がる一方で最初の時給は安くなるので、今回のAさんの目的には合致しないかもしれません。
本業に近い副業であれば、最初から(上手くいけば本業よりも)時給は高く、またここでの経験が本業に活きることもあります。とはいえある程度時給が見えているので、年収100万円アップには結構な労働時間を要します。
続いて投資ですが、幸いAさんは200万円も貯金があるので、これを投資に回すのも一つの手でしょうか。不動産、株、FX、投資信託、どれも手を出せない貯金額ではないと思います。仮想通貨は当たればリターン大きいですが、かなり投機的なので、Aさんにはオススメしません。
不動産も今は時期じゃない感が強いので今回は置いとくとして。
仮にFXに手をつけるとするならば、ドルの政策金利が今高くて2.5%くらいです。普通のやり方ではないけど仮にレバレッジ20倍で200万円ぶっこんだとすると、金利が変わらなければ年間で丁度100万円金利がもらえます。さらにドルの価値が上がっていればその分も売却時にプラスとなります。投資なので勿論マイナスリスクもありますが。
自分FX結構好きで、本も何冊も読んだので基礎知識はあるつもりです。プラスにもなってますし。なのでニーズあればこの辺も別途。
投資のメリットは労働時間が少ない(やり方次第では皆無)でお金を増やせる点です。さらに、増やしたお金をそのまま投資に回せば、複利でどんどん利益が大きくなる点です。ここか時給で働くのと大きく違いますね。
デメリットは軍資金が少なすぎると利回りが良くても絶対額が増えないということ。働いたのにマイナスになるリスクがある点です。
ただ、年収100万円増やすためには月に約8万稼ぐ必要があって、200万円の元手を4%増やすことになります。4%増やし続けるって簡単ではない(というか凄い)ですが、①のように出世するよりは可能性高いし、知識を最初につければ週に1時間くらいの作業で全然足りたりもします。
毎月軍資金を増やしていけば増やすのに必要な%も減るし、FXのいいところは軍資金にレバレッジをかけれるところ。それに場所を選ばないので、結婚して仮に現職場を離れなきゃいけなくなっても、子供が生まれても続けることは可能です。
投資で成功している人のやり方を見ると、軍資金の少ないうちはハイリスクハイリターンで、ある程度お金ができたらミドルリスク、ローリスクのものへ分散投資していく感じが多かったです。
↓↓こちらの記事もどうぞ
「初心者でも少額で始められる投資は何ですか?」
(FXについて書いてます)
総括
女性の平均年収に関しては表の通り。
短期間で年収100万円増やすには転職か投資が現実的かと。
サラリーマンで収入を増やすなら自分の希少価値を上げること。
投資で増やすなら軍資金を作ること。貯金は大事。
(なんか話が脱線しまくった気がする。。)